マルーンエンブレム 太宰府特別
昨日、太宰府特別に出走したマルーンエンブレムは7着という結果でした。
立ち上がるようなスタートでしたが、大きな出遅れにはならず中団馬群の内につける。
マルーンと同じ位置にぴたっと黛騎手騎乗のアンネリースが馬体を併せてくる。
100kg以上も大きい相手がとなりにいるのはマルーンも菜七子騎手も落ち着かなかったのではないでしょうか。
私なら怖すぎます…
3コーナーからうまく内うちを通ってポジションを上げていく。
直線に入るころには好位につけており、前を狙える位置に
外に進路が空いて菜七子騎手が1〜2度手綱を引いて促すも上手く出れず、ズルズルと後退。。
最後はごちゃごちゃっとした流れの中で7着で入線。
今までの騎乗の中で1番マルーンと菜七子騎手が噛み合っていなかったように見えました。
もともと不安要素が多かったレースで結果を求めに行こうとしたせいで空回りした形でしょうか。
道中の黛騎手がガリガリ接近してきたのもストレスだったかもしれません。
小さな馬格のマルーンにとっては窮屈な競馬になると厳しいので、広いコースでのびのびと走らせてあげたいですね。
結果的に小倉遠征の2走は失敗に終わりましたが、遠征でも馬体重を落とさず出走出来たこと、マルーンの適性が見えてきたことなど、得るものはあったのではないでしょうか。
個人的に愛馬がメインレースで走ってくれたことも嬉しいです。
今後は放牧を挟んで、東京か新潟でしょうか。
鞍上に関してはさまざまな意見がありますが、私は菜七子騎手に継続して乗ってほしいです。
たしかに今回は良い騎乗ではなかったと思います。
ですが、トップジョッキーでも常に好騎乗を続けられる訳でもないですし、なにより菜七子騎手だからこそマルーンを御手馬として大事に乗ってくれるのだと思っています。
騎手によっては下手したら小柄だという理由だけで見限って勝負に行ってくれないかもしれません。
(現に新馬戦の三浦騎手は勝ちを意識した騎乗をしていたようには見えないので…)
なにはともあれ、マルーンにとって一度時間をおいて仕切り直しを図ることが大切なときだと思います。
次は特別戦でなくてよいので、春にはこのクラスをきっちり突破してほしいです!