かみつんのうまブログ 《一口馬主・競馬予想》

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インディチャンプ 安田記念制覇!! ついにGⅠホースの仲間入り!

愛馬のエース・インディチャンプがついに、ついにGⅠホースの仲間入りを果たしました!

GⅠの舞台にあがれただけでも感無量だったのに、まさか勝ってくれるとは…。

こんなに嬉しいことはありません。

 

当日は1Rからすごい人の数でした。

前年比120.9%の74,008人!

ほとんどの方が歴代最強牝馬の呼び声高いアーモンドアイをみにきたのでしょう。

まわりを見るとシルクのTシャツやアーモンドアイのタオルなどを身に付けている方がたくさんいました。

GⅠ5連勝中のスターホース・アーモンドアイと怪我で長く戦列から離れるも間違いなく世代トップのダノンプレミアムがぶつかるのだから注目度が高いのは必然です。

わたしもインディの出資者でなければこの二頭の戦いに純粋に舞い上がっていたでしょう。

そのほかにも昨年の安田記念覇者、昨年の秋のマイル王、一昨年のマイルCS勝ち馬王、世代マイル王者、一つ上のNHKマイルC勝ち馬など、GⅠ馬7頭がそろい踏みと近年まれにみる豪華なメンバーとなりました。

愛馬がこの最強馬たち相手にどれだけやれるのか、この一点しか頭にありませんでした。

 

前置きが長くなりましたが、、

いざパドックへ!

インディの馬体重は前走と変わらず470kg。

でもマイラーズCの時のようなお腹のたるみはなく、チャカつく様子も見られませんでした。

明らかに前走よりいい!

でもそれ以上にアーモンドアイとダノンプレミアムは魅せる雰囲気が違いました。

 

返し馬がはじまると、アーモンドアイとアエロリットが誘導馬よりも先に出てきて早々に大歓声をやり過ごす。

この二頭に乗る騎手の勝負に掛けている雰囲気を感じました。

 

インディは通常通りの順番で現れる。

地下馬道から出てきた際は頭を上げ下げ、うるさい様子を見せていましたがターフに出るとびゅーんと気持ちよく走って行きました。

 

一方ダノンは最後に出てきて両前肢を跳ね上げてひどく荒れていました。

発汗も凄かったように見えました。

それでも川田騎手は落ち着くのを待ってから観客の前をあえて通って、ダノンが大勢の人に慣れるよう教えているようでした。

 

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そして大歓声とともにファンファーレ!

ついに自分の出資馬が、、

ファンファーレ以降、ゲートが開くまでのあいだ、息が詰まりそうでした。

なんとか無事に出てくれ!それだけを祈っていました。

 

ゲートが開き、インディも良いスタート!

それだけで手を叩いて喜んでいました。

するとダノンがまさかの後方。。アーモンドアイと並んで走っていました。

トロールビデオで知りましたが大外のロジクライが寄れてダノンプレミアム、アーモンドアイ、ペルシアンナイト、ロードクエストの走行を妨害…

行き足を失ったダノンはアーモンドアイの真横で馬群後方を追走していました。

いつもとは全く景色からの競馬にうるささも見せていました。

アーモンドアイも掛かり気味のダノンに外から被せられる形で厳しいレースを強いられていました。

 

そんな中、インディはまわりに邪魔されることなく、番手につけて注文通りの内で脚を溜めることに成功しました。

押し上げてきたロジクライロードクエストに前にいかれても、福永騎手は冷静で全く動じませんでした。インディもよく折り合っていたと思います。

 

直線に入って大歓声が迎えると、福永騎手は徐々に外に進路を変えて追い出しに掛かります。(モズアスコットにぶつかったのは今でもヒヤリとしますが…)

 

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脚をはかって、ロードクエストを捉えると仕掛けに反応して一瞬でロードクエストとモズアスコットを置き去りにする!

(あとの談話で知りましたが、福永騎手はロードクエストをダノンプレミアムと間違えていたそうです。どおりで仕掛けるまでかなり前を意識していたなと思いました。)

 

その後、また脚をはかるように前に詰め寄っていく。

後ろからも巻き返してきたモズアスコットと不利を受けていたはずのアーモンドアイが大外一気の強襲で詰め寄ってきます!

 

それでも福永騎手は焦ることなく、先頭2番手のグアンチャーレにカラダを並べると、もう一段グッと身を低くしてさらにインディのギアを上げさせます。

これにインディも呼応するように、ゴール前でアエロリットをハナ差かわして見事差し切りました!

 

インディが勝った瞬間、仲間と抱き合って喜びました!

カタログで一目惚れした馬。アーモンドアイやブラストワンピースが活躍してもこの馬も底力では負けていないとずっと思い続けてきました。

まさか本当にGⅠホースになってくれるなんて…

 

ちまたでは、人気馬2頭が不利を受けたことによる棚ぼたというコメントもあるようです。

たしかに、もう一度レースしたら全く違う結果になると思います。

でもあのレース、あの瞬間はインディが1番だったという事実は変わりありません。

 

わたしも含め大抵の方が、ダノンとアーモンドアイとその他の馬という位置関係しか考えていなかったと思います。

おそらく先行勢はダノンより前につけたいと思う陣営が多かったと思います。

 

そのため、ダノンの前に行きたかったロジクライが寄れてしまう。

さすがの武豊騎手でもスタート直後の体勢が整わない内に10倍近い体重のサラブレッドをコントロールするのは難しかったと思います。

 

大歓声のGⅠの舞台でいつもの競馬ができなかった馬が多い中、福永騎手とインディはスタートを決めて、得意のレース展開に持ち込みました。そしてレースレコードで勝利。

これは昨年末からここを最大目標にしていた陣営とインディの手綱をずっと取ってきた福永騎手だからこそ出来た勝利だと思います。

 

ルメール騎手は「トップマイラーが集まるレースではここまでが精一杯でした。」とコメントしています。

アーモンドアイのあの脚があれば早めに前につけていれば不利を受けても十分差し切れたでしょう。

でもルメール騎手は無理をせず、直線のみの競馬を行いました。

わたしの直感でしかないのですが、ルメール騎手はアーモンドアイにはマイルでなく、もう少し長い距離を走って欲しいのではないでしょうか。

ロードカナロア産駒だけに一度短距離のレースを覚えてしまっては距離延長が難しいと考えた。

だから今後のことも考え、無理をさせなかったのだと勝手に妄想しております。

 

アーモンドアイはわたしにとっても大好きな馬です。

なので短距離路線でなく、もっとスケールの大きな舞台で活躍をして欲しいです。

マイル路線はインディチャンプに任せて(笑)、アーモンドアイには日本競馬史に残るような偉業を達成してほしいと思っています。

 

だらだらと長くなってしまいましたが、

インディチャンプ、福永騎手、音無調教師、厩務員の方々およびインディに関わるシルクスタッフ、会員のみなさま、本当におめでとうございます。

そしてありがとうございます!

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